改葬、墓じまい、お墓についての法律と、その存在理由

さくら行政書士事務所

改葬、墓じまい、お墓についての法律と、その存在理由について

このページでは、改葬、墓じまいをはじめとするお墓についての法律と、その存在理由について考察しています。

改葬、墓じまいをはじめ、お墓についてもたくさんの法律が存在しています。

このように複雑な法律はなぜ存在しているのでしょうか。
このような法律にはどんな意味があるのでしょうか。

専門の国家資格者である行政書士が、改葬、墓じまい、お墓の移転や引っ越しを
代理、代行

行政書士による改葬、墓じまいの代理、代行のご案内

改葬、墓じまい、お墓の移転、引っ越しや整理、無縁墳墓改葬の代理、代行を主要な業務とする専門の行政書士事務所です。

改葬許可申請などの法律上の手続き、手配はもちろん、行政機関との交渉もお手伝いいたします。

墓石の解体撤去や墓地を更地にする整地工事を依頼する石材店さんなどの手配もいたします。

散骨や樹木葬、永代供養、永代納骨などをご検討の方のご案内もいたします。

改葬、墓じまいの代理、代行についての詳細は、こちらのページをご参照ください。
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いろいろと複雑な法律が存在している

法治国家では、法律に基づいて社会生活が営まれている

日本は法治国家ですので、様々な法律が制定され、その法律に基づいて、いろいろな活動が行われています。

例えば、身近な道具である「車」を例に考えてみます。

車を運転したいと思っても、もちろん自由にできるわけではありません。
道路交通法に定められた試験に合格して、運転免許を取得しなければいけません。

車を買ったり、借りたりすることは契約ですので、民法が適用されます。

万が一、車を運転していて誰かをけがさせてしまったら、それは犯罪ですので、刑法が適用されます。

車を維持するためには、道路運送車両法に基づく車検をとらなければいけません。

車で走っている場合にも、最高速度や右左折の禁止、駐車違反のエリアなど、様々な規制があります。

車を使って商売をしたいと思っても、自由にできるわけではありません。
レンタカーも、お客さんを乗せて走るにも、全て法律に基づく許可を取らなければなりません。

法律による管理は面倒だけれど、意味がある

何でも、法律法律、と縛られるようで、日ごろ法律について意識をなされないで過ごしている方には、なんだか面倒な制度に聞こえるように思います。

堅苦しいような、息苦しいような印象を受けられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんな法律による管理も重要な意味があります。

もちろん、法律にも様々な種類がありますので、いろいろな役割を果たしています。

法律の役割をひと言でまとめるのはあまりにも難しいことですが、敢えてまとめて言えば「紛争の予防と、調整」でしょうか。

紛争を予防し、そして、万が一起きてしまった場合の適切な調整の役割こそが、法律のまず最初の役割だと言えます。

先ほどの車の例に戻って考えてみることにします。

誰でも車を自由に運転できるとしたのでは、危なくて仕方ありませんから、運転をできる人を資格制にして、一定の試験に合格した人だけに限定することで、事故の危険を減らすことができます。

買った車が不良品だった場合に、買った人はキャンセルして返金してもらえるべきでしょうか。
新車だった場合には、キャンセルするよりも、不良品ではない新しい車に交換したいと思うかもしれません。
買った車に重大な欠陥があった場合と、小さな傷があった場合とで、処理を同じにしていいでしょうか。
民法では、このような契約のルールを定めています。

車を運転してけがをさせてしまった場合に、運転していた人はどのくらいの罰を受けるべきなのでしょうか。
その罰は、飲酒運転だった場合には増やすべきなのでしょうか。
刑法では、このようなペナルティのルールを定めています。

きちんと定期的に整備した車以外が走っていたら、やはり事故の危険は増えるでしょう。
適切に整備された車だけが車検をとって走れるようにすることで、事故の危険は減らすことができます。

法律による規制は面倒のように思えますが、このように考えていくと、法律によって、「紛争の予防と、調整」が目指されていることがわかります。

法律の重要な存在理由です。

お墓、改葬、墓じまいにも複雑な法律が存在している

このような法律のルールは車だけではなく、もちろんお墓にも存在しています。

お墓を新設する場合

お墓を新設する場合、自由にどこでも作れるわけではありません。

たとえ自分が所有する土地であっても、自宅であっても、自由にお墓を作れるわけではありません。

法律が定める墓地の設置許可が必要になります。

これは、お墓のもつ特別な意味を考慮し、お墓を設置できる場所を制限しているルールです。

自分の家の隣の敷地に、いきなりお墓ができたら、それは快くない思いをする方もいらっしゃるでしょう。

お墓の新設について、法律によって紛争を予防することが法律の目的とされています。

改葬する場合、墓じまいする場合、お墓を移す場合

現在のお墓に入っているご遺骨を他のお墓に移すこと、を、法律上は「改葬」と呼びます。

逆の表現で定義すると、改葬とは、現在のお墓に入っているご遺骨を他のお墓に移すことを言います。

現在のお墓を墓じまいして、他のお墓に移す改葬について、法律が定める改葬許可が必要となります。

これは、ご遺骨の特別な性質を考慮し、ご遺骨を納める場所を変える場合には許可を必要とするルールです。

もちろん、何の許可も無くご遺骨を納めようとする場合、そのご遺骨はひょっとしたら事件性のあるご遺骨かもしれませんから、第三者による適切な証明や許可のもとで、ご遺骨の身元を明確にするという重要な目的もあります。

また、きちんと管理することで「どこの誰だかわからないご遺骨」という状況を減らすことは、宗教的にも、倫理的にも、文化的にも、重要な意味のあることでしょう。

改葬や墓じまいについて、法律によって適切に管理し、紛争を予防することが法律の目的とされています。

離檀料についての法律

改葬したい、墓じまいをしたいと思っても、改葬元のお墓がお寺の墓地、寺院墓地で、高額な離檀料が発生するのは果たして妥当でしょうか。

費用が心配で自由に改葬できない、費用が心配で自由に墓じまいできない、というのは果たして妥当でしょうか。

民法では、このような離檀料についても法的な解決がありますので、紛争を予防することが法律の目的とされています。

改葬、墓じまいの申請の代理、代行は専門の国家資格者にしかできない

改葬、墓じまいの申請について、誰でも代理、代行ができるわけではありません。

例えば、石材店さんなどの一般の業者さんが代理、代行をすることはできません。

改葬、墓じまいの申請の代理、代行ができるのは、行政書士などの国家資格者に限られています。

これは、行政法規や民法などの法律についての知識が無い人が代理、代行を行った場合に、知識が無いためのトラブルになる可能性が高いためであるのも理由の一つです。

見よう見まねで、知識も無い人が医療行為を行うのは危険ですから、医療行為ができるのは知識と技量のある「医師」という国家資格者に限られています。

同じように、見よう見まねで、知識も無い人が改葬、墓じまいの代行を行うのはトラブルの原因になりますから、改葬、墓じまいの代理、代行ができるのは「行政書士」という国家資格者に限られています。

国家資格の無い代行業者が改葬、墓じまいの代行を行い、トラブルが起きないように、改葬、墓じまいの申請の代理、代行は専門の国家資格者にしかできないこととされています。

この他にも、お墓、改葬、墓じまいについての法律はたくさんある

墓地管理のルールを定めたり、火葬や土葬のルールを定めたり、お墓、改葬、墓じまいについての法律はたくさん存在しています。

各自治体ごとに条例があり、その自治体ごとに内容も異なりますので、お墓、改葬、墓じまいについての法律は数え切れないくらいにたくさん存在しています。

お墓、改葬、墓じまいの複雑な法律は、紛争の予防し、調整するためにある

こんな規制やルールは面倒だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

改葬したい、墓じまいしたい、と思えば、自由にご遺骨を動かせてしまった方が楽だし、改葬許可なんて面倒なものは要らない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、このようなお墓、改葬、墓じまいの法律も、「紛争の予防と、調整」のために存在しています。

ともすると「面倒だ」と思われがちな法律の規制で、ひょっとしたら無視してしまいたくなることもあるかもしれません。

ですが、これらの法律も、制度も、「紛争の予防と、調整」のために存在しています。

お墓、改葬、墓じまいの複雑な法律は、紛争の予防し、調整するためにあるということをご理解いただけると、お墓、改葬、墓じまいに携わる法律実務家として幸甚に存じます。

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さくら行政書士事務所は、改葬、墓じまいの代理、代行を主な取扱業務とする、専門の事務所です。

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事務所サイトの開設日:2006年9月3日
このページの公開日:2014年8月18日
このページの最終更新日:2019年3月3日

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